親子で楽しむ天文教室⑧立川高校公開講座

親子で楽しむ天文教室⑧立川高校公開講座
高40 高山晴代

2016年2月20日(土)、今年で8回目になる
「親子で楽しむ天文教室」が行われました。
当初1月に予定されていたこの講座、雪や低気圧による荒天の影響で
2度の延期となりましたが、杉並から八王子までの18組、
合計37名の親子が参加されました。

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この公開講座は、2005年1月に天文気象部同窓会から
口径15センチ屈折望遠鏡が天文気象部に寄贈され、
この講座を通して多摩地区の皆様にこの大型天体望遠鏡を開放し、
天文や宇宙に興味を持って頂き、
子供たちの科学の夢を育てたいとの趣旨で始まりました。
第1回は、2007年初冬に開催され、
立川高校の定例公開講座となっています。
今回の講座の内容は次のとおりです。

①講座
まず司会の村上さんの挨拶から始まり、部長の福田さんから
「昨年10月とこの2月に生徒向け観望会を開いたこと、
昨年12月に中高生のための学会であるサイエンスキャッスルで
気象や黒点観測の発表を行った。」という部活動の報告がありました。
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続いて顧問である可長先生から、今年度はエルニーニョの影響で
あまり天気が良くなかったこと、昨年12月のふたご座流星群が
この10年の間でも条件が良かったのに見られなかったという説明がありました。
また当日、国際宇宙ステーション(以下ISS)が飛行するのを確認できるということで、
「ISSがサッカー場くらいの大きさがあり、地球を約90分で1周してしまうこと、
ISSから見える風景やどこを飛行予定かがネットで知ることができる。」
等のお話がありました。

②観測
ISSが立高上空を飛ぶ時刻を見計らって屋上へ。
1等星ほどの明るさの星のような点が西から南の方へ
動いているのが確認できました。飛行機は点滅しますが、
ISS等は点滅することなく星が動いているように見えるのが違うところです。
ぜひ一度ご覧になってみてください。
その他オリオン座大星雲(M42)や満月近い月を見ることができました。
また、ドームの大型望遠鏡で月も見ることができました。

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③講座
教室に戻り、この時期21時過ぎに見えるようになる木星の話を是石さんが、
続いて3月にある部分日食の説明を1年返町さんが行いました。
天文教室の最後に冬のダイヤモンドと呼ばれる代表的な1等星
6人による楽しい寸劇と北の夜空に沈まない「おおぐま座」の
悲しい神話が部員作成の映像と共に演じられ、アンケート記入後、
講座が終了となりました。
日曜日の開催ということで、翌日は皆学校…という日でしたが、
講座終了後もドームで観望をする親子が多く、大盛況に終わりました。