親子で楽しむ天文教室⑫ 立川高校公開講座

荒井 良吉 高26

2019年10月5日(土)、今年で12年目となる「親子で楽しむ天文教室(公開講座)」の第1回目が開催されました。この公開講座は、子供たちに天文や宇宙に興味を持って頂き、科学の夢を育てたいとの趣旨で開始されたもので、多摩地区中心で都内在住の親子を対象に、顧問の可長先生の指導の下、天文気象部員が説明を行っています。

天文教室は、約30組70名以上の親子が参加し、1階の多目的ホールを会場として18時に開始されました。部員約30名、OBも8名程度参加しました。

講座の内容は次の通りです。

  1. 開会の挨拶と天文気象部の紹介等
司会の杉原さん(2年)の開会宣言の後、副校長の福原先生と顧問の可長先生の挨拶、部長の田中君(2年)による天文気象部の活動の紹介がありました。入笠山での合宿などの活動や、SSHの研究発表で全国3位の賞を受賞したことも紹介されました。
  1. 観望会(屋上にて)
天文気象部員は、45cm反射望遠鏡を含む多くの屈折・反射望遠鏡を準備していましたが、半月近い月や木星は、秋のひつじ雲に隠れがち。可長先生が屋上からの東京の夜景を説明するとともに、部員が天文ドームの中を案内しました。

19時に観望を諦めて多目的ホールに戻ろうとしたとき、突然雲が切れて、月と木星、土星も見えてきました。親子さんたちは、望遠鏡で見える月のクレータ、木星の縞模様やガリレオ衛星、土星の環や衛星に歓声をあげていました。
  1. 講座
観望会が大変盛り上がったため、開始が20時半と遅くなりましたが、以下の発表が行われました。

・神話劇「オルフェウスの琴」(天文気象部員)

・土星について(2年長尾君)

・木星について(2年上村君)

神話劇「オルフェウスの琴」は、こと座の由来になった悲しい物語で、部員とOBが作った美しいCG画像を用い、部員たちによって熱演されました。

土星については、環の成り立ちや、タイタンやエンケラドスに生命が存在する可能性、木星については、縞模様の成り立ちや、ガリレオ衛星、1994年の彗星核の衝突など、興味深い話題を、クイズを交えて面白く説明してくれました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、司会の杉原さんの挨拶により閉会しました。可長先生の指導の下、部員たちのチームワークで素晴らしい公開講座になりました。参加した子供たちの天文や宇宙への興味と科学の夢が育てられたと思います。

今年度2回目の公開講座は、12月7日(土)に行われます。

天文気象部1天文気象部2