親子で楽しむ天文教室⑩ 立川高校公開講座

2017年9月30日(土)、今年で10回目となる「親子で楽しむ天文教室(公開講座)」の第1回目が開催されました。この公開講座は、2005年に天文気象部同窓会から口径15cm屈折式望遠鏡が天文気象部に寄贈されたのを機会に、子供たちに天文や宇宙に興味を持って頂き、科学の夢を育てたいとの趣旨で開始されたもので、多摩地区中心で都内在住の親子を対象に、顧問の可長先生の指導の下、天文気象部員が行っています。
当日は、秋晴れの空高く半月過ぎの月が輝き、西の空には土星が見える絶好の天体観望日和になりました。33組80名以上の親子が参加し、いつもの階段教室では入りきれず、視聴覚教室を会場として18:30に開始されました。部員29名、同窓生6名参加。
今回の講座の内容は次の通りです。
① 開会の挨拶と天文気象部の紹介等
まず、司会の入江さん(2年)が開会の挨拶、ついで部長の吉岡君(2年)が、天文気象部の活動について説明し、入笠山での合宿や、学会での報告についても説明されました。
② 観望会
全員屋上へ移動し、可長先生が今見えている月、土星や主な星座について説明。星座は、地上の明かりでかき消されがちですが、夏の大三角や、はくちょう座の北十字などが見えました。天文気象部員たちは、最大45cmの反射望遠鏡を含む多くの屈折・反射望遠鏡をセットして親子に見せ、月のクレータや土星の輪を見た親子が歓声を上げていました。
平行して、天文ドームの15cm屈折式望遠鏡でも土星の観望会が行われ、また屋上の壁にスライドを投影して、星座にまつわる神話も上演されました。
③ 講座
視聴覚教室に戻って、以下の発表が行われました。
・木星について(2年 石田君)
・土星について(2年 根岸君)
・月について(2年 橋本君)
・神話劇「オルフェウスの琴」(天文気象部員)
発表は、分かりやすい画像とクイズを交えて面白おかしく説明し、大いに盛り上がりました。神話劇「オルフェウスの琴」は、こと座の由来になった悲しい物語で、美しい紙芝居風の絵を自作し、司会の入江さんによるピアノの生演奏付きで、部員たちにより熱演されました。
楽しい時間はあっという間に過ぎて9時になり、司会の入江さんの挨拶により閉会しました。部員たちは、可長先生の指導の下チームワークが取れ、素晴らしい公開講座になりました。子供たちの天文や宇宙への興味と科学の夢は育てられたと思います。今年度2回目の公開講座…秋の星座、双子座流星群、1月に起きる皆既月食の紹介等…は、11月18日(土)に行われます。
荒井 良吉 高26
image1image2image3