第10回「親子で楽しむ天文教室」と天文気象部の活動報告

部長の本多楓太君による天文気象部の年間活動報告です。同窓会では機会あるごとに生徒の活動を支援しています。

① 2017年9月~2018年8月までの天文気象部の活動報告
9月9・10日に行われた立高祭では、2017年の天文イベントに関わるトピック、合宿報告や研究活動の内容をまとめ、探査機カッシーニの模型や日食・月食を再現したおもちゃと共に視聴覚室で展示しました。プラネタリウムでは、恒例のエチオピア神話(先輩方が作成)のデジタル紙芝居が来場者に好評でした。
生徒向け観望会(7・10・2月)では、一般生徒に季節の星空を紹介し、様々な望遠鏡を通して天体を観てもらいます。「土星が見えて感動した」「楽しかった」など嬉しい感想を毎回いただきます。2月の観望会では、参加者全員でISS(国際宇宙ステーション)を見ることができました。 そして昨年度初の試みとなったのが、12月27日に東大和市立郷土博物館で開催された、「ぼくらのプラネタリウム~中高生がやってみた~」です。中央大学附属中高の地学研究部と、桐朋中高の地学部と合同で開催しました。立川高校は本格的なプラネタリウム機材を使用し、生アテレコと生演奏付きでエチオピア神話の紙芝居を大きく映し出し、エンターテイメント性のある発表が出来ました。
研究発表は、昨年度4つの研究発表会に参加し、11月の「高文連都理科研究発表会」では、黒点の緯度分布に関する研究で審査員特別賞をいただきました。3月に東京大学で実施された「高大連携研究発表会」では、視程の研究も新たに加わりました。今年度からは本校がSSHに指定され、8月に神戸で行われた「全国SSH校研究発表会」には、天文気象部が学校代表として参加しました。初参加ながら、200を超えるSSH校の中で奨励賞を受賞。この賞は、文部科学大臣賞など最優秀6校の次に優秀な7校が選ばれるもので、まさかの快挙です。審査員や見学の方々は詳細な観測が毎日継続されていることに驚かれ、1万5000件を超える膨大なデータを整理分析した研究が評価されました。1950~1970年の視程(見通せる距離)は非常に悪く、大気汚染との関連について今後も研究を進めていきます。ご協力いただいた同窓会の皆様ありがとうございました。

SSH発表

SSH発表



 

 

 

 

 

 

 

② 立川高校・公開講座「親子で楽しむ天文教室」の報告
9月30日に行われた1回目の講座では、木星や土星を中心とした惑星と月について(昨年10月の紫芳会HPに詳しく掲載)、11月18日に行われた2回目の講座では、流星や月食、2018年の天文イベントについて講義しました。加えて、部活紹介や講座当日の星空の説明、合宿報告もしました。パワーポイントを用いた、部員による分かりやすい講義と手作りの資料は充実した内容で、おみやげでは、部員考案の星座スゴロクも好評でした。観望会では曇天であったのが、奇跡的に晴れわたり、夜空を彩る惑星や星座を楽しみました。屋上の壁に映し出す星座神話の紙芝居も好評でした。盛り沢山の内容だった天文教室に、参加者はみな大満足だったと思います。

榊原幸雄(天文気象部同窓会長・高23期)