東北紫芳会総会報告

東北紫芳会(紫芳会東北支部)     (吉川謙造 高13期)

東北紫芳会(東北支部)は、東日本大震災から2年後の平成25(2013)年11月に発足しましたが、毎年11月の総会と、昨年からの「大人の研修会(見学会)」などの行事を実施しています。

東北6県には、名簿が確認されている方でも60名以上の卒業生が在住し、各方面で活躍しておられますが、設立総会当日は秋田県を除く東北5県から23名の出席と、紫芳会本部から鈴木副理事長と前田理事のご臨席をいただきました。毎年の総会には校長先生、副会長、組織担当理事及び事務局長などにご来仙いただき、懇親会の席では世代を越えて部活、合唱・演劇コンクール、体育祭、ファイヤーストーム、コンパ、清明寮での合宿生活、名物教師の授業風景等々、懐かしい思い出話で盛り上ります。

東北紫芳会々員の中には、2011年の「東日本大震災」で被災された方、また岩手、宮城、福島の被災3県に在住の方も少なくありませんが、高24~37期年代の幹事が中心で、男女比率もほぼ半々であることから、華やかさと若さに溢れています。

1年前から「大人の研修会」を実施しており、昨年はキリンビール仙台工場の見学(試飲あり)と、講演会(講師:東北大学農学部教授)を行いました。

今年(H29)は、去る2月19日(日)に、仙台市の八木山動物公園の見学ツアーを企画しました。

参加者は卒業生だけでなく、家族、友人にも広く呼びかけたため、高10期から52期までの卒業生と、小学生から未就学児童まで6人の子供を含め、合計30名の参加になりましたが、中には青森から新幹線の始発で駆けつけてくれた母子もありました。

この動物園は、一昨年に開業した地下鉄東西線の西の終点、八木山動物公園駅(標高が世界一の地下鉄駅)に直結し、日本では地下鉄の駅から最も近い動物園という触れ込みですが、非常に訪れやすくなったことも事実で、これも最近開業した「海の杜水族館」と併せて人気スポットになっています。

当日の見学ツアーは、動物園の福猿長(副園長)さんの軽妙な説明と案内で、約2時間、象やキリン、シマウマ、カバなどの居るアフリカ園、爬虫類館、ゴリラ、チンパンジーなどの類人猿コーナー、そして調教して種々の芸ができるラクダなど、をジックリと見てまわることができました。

当日は雪も無く晴天でしたが、北西の季節風が強く吹いていたため、暖かい爬虫類館(室内)の人気が高かったようで、ここでは本来ならば今は冬眠しているはずの、ヘビやカメ、ワニなどを見ることができ、写真に見られるよう、ヘビと遊ぶ貴重な体験もしました。

最近の動物園は、動物を檻に入れて展示して見せるだけというより、動物と触れ合うことに主力を置いているようで、ヒヨコに触らせ、ヘビ(アオダイショウ)を首に巻き、ゾウに餌を与えたり、調教したラクダをひざまづかせ足の裏を見せたり、コブや毛並みに触れてその感触を確かめたり、子供たちだけでなく、大人にも初めての体験に満ち溢れた有意義な1日でした。